競走馬は平均スピード60~70km/hで疾走します

日本の競馬史に残る競走馬たち

サラブレッドの最高速度は約80km/hとも言われ平均では60~70km/hで疾走していきます。
そんな一流の競走馬通しの戦いで圧倒的着差が付くことは殆どありませんが時として走る天才とでも呼ぶべき馬が現れターフを席巻することがあります。

かつて快速の姉弟として名を馳せ「華麗なる一族」と呼ばれたハギノトップレディやハギノカムイオー、当時では考えられないペースでダービーを逃げ切ったカブラヤオー、圧倒的なスピード能力の差を見せ付け圧勝に次ぐ圧勝で引退したマルゼンスキーなど、歴史の名馬に肩を並べる90年代の快速馬がレース中に故障を発生し安楽死となったサイレンススズカです。

サイレンススズカは本格化から6連勝、内重賞5連勝を遂げており、その中でも圧倒的な勝ち方だった98年金鯱賞と好メンバーで影をも踏ませぬ逃走劇で快勝した毎日王冠は語り草となっています。
しかし逃げ馬だけがスピードを表現する訳ではなく、後方から追いかける競馬で圧倒的な強さと速さを示す馬もいます。

それが平成の無敗の三冠馬ディープインパクトで、後方から4コーナー直線だけで他馬を抜き去る鮮やかな勝ち方は底知れない身体能力を感じさせるものでした。
そのディープインパクトのハイライトは2006年の天皇賞・春と2005年のダービーですが、この馬の三冠を予見させたデビュー2戦目の2005年若駒ステークスの直線だけの競馬で1秒近い圧勝というパフォーマンスもディープインパクトを語るには欠かせない一戦です。

また余り一般に名前が挙がることはありませんがダイワスカーレットという牝馬も速さと強さを兼ね揃え生涯12戦で2着を一度もはずすことなくG1を4勝、特に最後の有馬記念は牝馬の勝利は37年ぶりという快挙を達成しています。
他にもダートですがクロフネのダート替り2戦の与えたインパクトは凄まじいものがありました。
残念ながらクロフネはジャパンカップダートを楽勝したあとに故障してしまい当時のダート世界最大のレースドバイワールドカップには駒を進められませんでしたが勝てたと考えるファンは少なくありません。
短距離戦で快速ぶりを見せるというのは簡単そうで難しく、その中で挙げられるのはやはりタイキシャトルでしょうか。

外国産馬として日本で走り圧倒的なスピードと強さを持って2週続けて日本馬悲願の海外G1制覇を堂々の1番人気で達成しています。
その海外G1含む重賞8連勝も相当な記録で今後も並ぶ馬はなかなか現れないかもしれません。